上山市でクアオルトを体験しました(*^^*)

クアオルトは・・
ドイツ語で「健康保養地」。山形県上山市の気候性地形を利用した「上山の気候性地形療法」を紹介します。ここでは日本で唯一、ドイツ ミュンヘン大学が認定した専門のコース(6コース)を活用し、体表面を冷たく保ちながら森や山の中の傾斜地を歩くことで持久力を強化し、通常の運動の2倍の効果を得ようとするものです。上山市では、医科学効果検証で身体的な有効性を、また大学との研究では翌日まで継続する心理的な有効性が実証されています。病気予防と健康増進のために推進されている健康ウオーキングです。日頃の勤務や家事から一歩、山歩きに踏み出してゲームなど森の中を散策していきませんか?それぞれのコースで定期的に血圧、心拍数を計測する地点があり年齢に合わせた心拍数の目標をみながら散策を続けます。
http://kaminoyama-spa.com/kurort/04/
6コースの名称と内容

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今回は西山コース3.1キロを楽しみました。このコースは高低差100mのコースで周囲には標高300m程度の山々が連なり、蔵王連峰上山市街地が一望できる眺望ポイントがあります。今回の参加者は男女11名で、引率はインストラクターの長橋様です。



1. まずはストレッチ体操を十分してから出発です。宝塚呼吸法がとても面白かったです。出発時に体温、最高血圧最低血圧、心拍数を長橋トレーナーの方から計測していただきました。この計測は各所で行い、記録していきます。運動に慣れていない方は「160-年齢=目標心拍数」になります。体表面を2℃下げるよう心掛けるため長袖をまくり、襟のボタンを一つ外します。帽子も体温を上げるそうで今の季節は被らないほうが良いそうです。
2. 1分間の心拍数は運動に慣れている方で「180−年齢」を、運動に慣れていない方は「160−年齢」を参考にします。
3. 3.1キロの歩行を歩行計で測ると7000歩ぐらいになりました。かかる時間はストレッチの体操時間、休憩を含め2時間ぐらいでした。私の今回の結果は普段歩いていないせいか心拍数70→110→83→74でした。
4. 西山コースはホタル生息地北町から出発です。途中の「百枚田」には成虫で一円玉程度の日本最小「ハッチョウトンボ」の生息地があります。このトンボの生息域はとても狭いそうでぜひ次回、小さな赤とんぼを見てみたいです。
http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/other/zoo/haccyoutonbo/hacyoutonbo.htm
5. 植物では「ヒメサユリ」の群生地があり、保護のため育成もされています。
http://image.search.yahoo.co.jp/search?rkf=2&ei=UTF-8&p=%E3%81%B2%E3%82%81%E3%81%95%E3%82%86%E3%82%8A
その他クヌギの最北自生木があり、子供の顔のどんぐりが見つけられます。
6. 7月には地区をあげて「西山ホタルまつり」が開催されます。夏の夜にホタルの淡い光があたり一面を舞う姿を想像しました。
7. 一番の感想は、途中の蔵王連峰と三吉山の眺望が素晴らしい山間から全員で山彦を聞いたことでした。日頃あまり大きな声を出すことがないようで、少し恥ずかしかったですが、上山の掛け声は「ヤッホー」ではなく、「ヤッホ!」でとても印象的でした。山彦は返ってきました。とても爽やかに。

上山市では、温泉ほかに健康に合わせた低カロリーの食材を出される「折り鶴」http://loco.yahoo.co.jp/place/g-t8-TqxUViwM/や5箇所所の足湯http://kaminoyama-spa.com/spa/01/ があります。みかん以外の果物の宝庫でと春から秋まで美味しさを楽しめるところでした。
おしまいに・・ご存知でしたか?沢庵漬けの発祥地が上山市にあること。「春雨庵」http://samidare.jp/kaminoyama/lavo?lid=21785&p=log

蔵王連峰を望みながら山彦が返ってくる「ヤッホ!!」
ハッチョウトンボの生息地
コナラ、朴ノ木、赤松の林