調剤支援システム「けやきくん3」秤量の開始

秤量監査は最初に調剤を開始する薬剤師さん個々に付されたJANコードを読み取ります。次にレセプトコンピューターから送られて

きている患者さんのボタンを押して秤量を開始します。表画面には患者さんの氏名、年齢、性別、15歳未満にあっては標準体重が

表示されます。(処方箋に記載された医薬品以外のデータ表示)

秤量監査において、処方箋を確認しながら手に取った医薬品バーコードを読み取りした際、当該医薬品JANコードとレセプトコンピュ

ーターから送られてきた当該患者さんの厚生省(YJコード)コードが合致することで第三者による監査確認と同じ効果が得られます。

読み取った医薬品は音声合成で、薬品名と秤量値及び単位を読み上げます。次に一包化の医薬品は分包機へデータを送ります。

(現在のところ高園産業㈱の指定機種になります)ここでは、分包紙に秤量データの印字と同時に分包機でセットした分包数と

一致しているか自動チェックを行い最終監査に回ります。分包機でアナログにスライドして分包数を設定するときに既に「けやきくん」

から対象の患者ID、患者名、用法(服用時点、服用時期、服用回数、日数など)を分包機に渡しています。

分包機はその1日の服用回数及び日数をもとに分包数を計算してスライド設定した分包数とチェックする仕組みになっています。

錠剤などのピッキングにおいてはハンディタイプのパソコンで対応します。凡そ600gのアルミ筐体Windowsを使用しています。

http://www.keyaki-p.com/keyakikun_image.html#03